わたしが働く施設の理念は「優しい施設ではなく思いやりのある施設」。
「優しい」ばかりが先行してしまうと、無責任で、自分よがりで、嫌われたくないから本音を言わない、そんな関係性に終始してしまいます。
「思いやり」というのは、目の前の人のことを本気で考え、相手に立場に立って施しを与えることだと考えています。
スタッフ同士、ご利用者同士、スタッフとご利用者、お互いの関係を良いものにしていくために「思いやり」を何よりも大切にしています。

特定技能実習生を積極的に受け入れている当社ですが、現在かがやき大田中央では7名の外国人を受け入れています。
ご利用者に安心した生活を送ってもらうためには充分な人手が必要であり、そのためにはサービスの質が高い、外国人の協力が欠かせません。
受け入れるためには「育成するための風土」が根付いていることが重要です。
当施設で特定技能実習生の方が活躍されているのは人が育ちやすい環境が整っているから。
国家資格を保有している方が全体の50％、3年以上お勤めの方が多く在籍しているのも特徴です。
特定技能実習生について⇒https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000485526.pdf

グループホームひかり大田中央は、多くの場合ご入居者がお亡くなりになるまでしっかり支援します。
お看取りまでしっかりと支援をすることは、介護職の成長にもつながります。
勤続年数が短くなりがちな介護職。一人のご入居者が入居されてからその方がどのような段階を経て、どのように最期を迎えるのか。介護職は一連の経過を最初から最期まで自身の目で見て感じる機会が少ないのが現実。
これが続くといつまで経っても「介護のプロ」としての成長は見込めません。「お看取り」という体感を経て、介護職としてステップアップを踏んでほしい。当社の取組にはそうした意図も含まれています。

グループホームひかり目黒は常に”楽しい””自分らしい”暮らしを支援してまいります。
それぞれのご入居者が役割を持ち、ご自分の力を存分に活かし、自立した生活をしていただけるようスタッフ全員がお手伝いしております。
一人ひとりの生活スタイルに沿って、趣味や習慣を活かし「その瞬間」を大切に過ごしていただけます。
地域の方々のボランティアも多く、一緒に歌ったり、ゲームをしたり、楽しい時間を過ごしています。
近くの小学校などでのバザーにもご入居者様と一緒にお小遣いを持って行き、買い物もしています。
また、当ホームでは、中庭があり、散歩に行けないときなどに、体操やレクリエーションをして楽しんでいます。
医療との連携にも力を入れており、当ホームの介護スタッフ・往診医・看護師・地域の協力医療機関と連携を密にし、健康で安心・安全なホームでの生活が送れるよう体制を整えております。
10年勤続するスタッフをはじめ、豊かな経験と優れた技術で、一つ上の安心と満足をお届けします。

当社は派遣を一切使っていません。
目先の人手不足に対応するために派遣社員を入れる事業所も多いと思いますが、あくまで一時的な戦力のため、会社としてのサービスマインドや理念が充分に浸透せず、ご入居者の満足度の低下にもつながりかねません。
自社の想いに共感いただける方を直接採用し、育てていくことが私たちがお客様（ご入居者・ご家族）から選ばれている理由の一つです。

決して規模が大きくない当社。それは事業運営上、小回りが利きやすいというメリットにもつながっています。
ある程度規模が大きくなると、事業所で企画したイベントで使用する物品や日常で必要な家電などについて運営本部へお伺いを立てなければならないケースもあると思います。
当社は施設ごとに独立採算制をとっており、ご入居者の要望に対してスピーディーに答えることが可能です。

当社のある施設では、外国人介護職を4名、受け入れています。
人手不足が嘆かれる介護業界において、外国人の方の協力は欠かせません。
一方で、受け入れ環境が不十分で長く働き続けるための土壌が整っていないことも課題としてあります。
当社では教育体制を整備し、明確な受け入れ方針を示すことで多くの外国人介護職が定着しています。
外国人介護職はサービスレベルも高く、私たち日本人の介護職も学ぶことも多いです。

地域密着型の施設であるグループホームは、地域住民とのつながりがとても重要です。
地域との関係をつくるために、町内会で開かれる盆踊りなどにご利用者と一緒に参加し
たり、地元の老人クラブやご家族のボランティアも広く受け入れ、地域の交流を活性化させ
ています。